導入事例

はじめに貴社の事業についてお伺いさせてください。

当社は、月間5300万人ほどが利用するポータルサイト「エキサイト」の運営を中心に、エキサイトニュースやエキサイト翻訳、ブログといったサービスを展開しています。

私たちが所属するＡＤマネジメント部は、メディアである「エキサイト」の広告収益拡大を目的とした部署です。メディアの収益化の一貫として、「wisteria」というレコメンドウィジェットを2016年9月よりリリースしています。

弊社をお知りになったきっかけはどのようなものだったのでしょうか。

取引先企業様からのご紹介です。「wisteria」には、大きく分けて記事のレコメンド機能、インフィード広告の配信機能と２つの機能がありますが、後者はリリース当初、他社様のシステムを使用していました。ただ、広告の入稿や配信の面で課題があり、システムの入れ替えを検討していました。広告配信の分野で信頼できる発注先を探していたところ、当社の取引先企業様よりご紹介をいただき、ディマージシェアさんを知りました。

リリース当初に抱えていた課題について詳しく教えてください。

当初、入稿作業は当社で対応していましたが、当社内での作業負荷がかかり、入稿まで時間がかかることから、代理店様自身で入稿できる仕組みに変える必要がありました。また、広告配信の面では、ひとつのレコメンド枠に同じ広告が複数配信されてしまう仕様だったため、広告の品質という点で代理店様からも媒体側からも改善を急かされていました。ディマージシェアさんでのシステム入れ替えの際には、まずこれらの課題の解決が必須条件でした。

ご相談をいただいてからリリースまでの様子についてお伺いさせてください。

2017年の2月に最初のお打合せをさせてもらい、7月頃のリリースを考えていました。開発自体は順調に進み、4月頃には当初想定していたおおよその機能の実装が完了しました。ただ、当社ではシステムの内製がほとんどで、今回のような外注には不慣れだったので、開発が進んでから「これも必要だよね」と気づくことが多くありました。そのような追加要件も含めて開発したので、実際のリリースは11月に入ってからでした。

そういった開発経緯の中でもディマージシェアの担当者さんは手厚いサポートをしてくださり、特に迅速な対応とわかりやすい説明には大変助かりました。「admage®」のカスタマイズにも柔軟に対応していただき、主に画面の構成に関わる部分や、広告のレポーティング項目を中心に当社向けに調整してもらっています。